使い、使われる価値。
当社は昭和59年7月から引越の部門を開設し、引越の仕事を行っております。
今年で32年目を迎えますが、例年3月末から4月の第一週目はお祭りのような状況です。
こんな私も5年ほど前までは、毎シーズン現場リーダーで出ておりましたが、4年前にぎっくり腰をやってから、あてにされなくなりました。。
人も物も一緒ですが、使われるこそこそ価値があるんだと思います。
よくありがちなのが、『あの人は俺にばっかり頼みごとをしてくる』とか、『あの人にも頼めばいいのに』などとぶつぶつ言ったりする人がいますが、それはその人が他の人より頼みやすかったり、仕事が早かったり、信用や信頼があるからだと思います。
じゃなきゃ頼まないですよね。
私は以前会社の男子トイレの清掃を行っていました。(今はほかの人がしていますが…)
そのトイレには小便器が2つあります、いつも片方だけ汚れています。
どちらの便器が汚れているかというと、手前の便器です。
手前の便器は『近い』という価値があるんです、私は奥の便器も同じように使ってもらいたいなぁと思いました。
それは奥の便器が有るにも拘らず、利用価値が弱く使われずにいて可哀想だと思ったからです。
そしてあることをしました、
私は、皆に『自発的』に奥の小便器を使ってもらいたい!
そう思ってあることをしました。
半ば強制的に使えと言ったところで違う。
手前の便器に故障中の貼り紙をして使わすのも違う。
自発的に、そして両方の便器を利用してもらいたい!
そう思ってあることをしました。
そしてそれをすると、自発的に奥の便器も使ってくれるようになりました。(*'▽')
皆さんお解りでしょうか?
奥の便器の前に『日めくりカレンダー』を掛けました。。
来年の引越シーズンにはもう少し頼られる体になろうと思います。
腹筋をカレーのルウのようにします。