企業の通信簿。

昨日の新聞に『企業の通信簿決算書を読む』という記事がありました。

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私は個人的に、通信簿という言葉に良い思い出がありません。。

あまり勉学に励まなっかことでですが、反省しております。

 

しかし企業の通信簿は、勉強ができる出来ないはあまり関係がないと思っております。

原理原則をしっかり理解して経営することで、企業の通信簿が良くなっていくと思います。(私が理解して経営しているという意味ではありません)

 

記事の中では、

売上から経費を引き営業利益が出てくる、

その営業利益が本業の儲け。

とありました。

我社では、当然営業利益も大事なのですが、その前にある売上総利益(粗利益)に重点を置いて見ていくようにしています。

 

当たり前の流れですが、以下のようになりますよね。

 売上高

―売上原価(変動費)

 売上総利益(粗利益)

―販売費及び一般管理費(固定費)

 営業利益(本業の儲け)

 営業外収益

ー営業外費用

 経常利益

 

この中でいうと粗利益額を伸ばしていけば、必然的に営業利益や経常利益は伸びてくる。だから当社では粗利益を伸ばすことに注力をしているという事です。

釈迦に説法だと思いますが。

 

また記事にある、営業利益がマイナスだと問題ですよね。

本業では儲けてない(飯が食えない)という事ですから。

いずれにしても粗利を高め、付加価値を高めておく必要がありますね。

 

通信簿の中でも最も大切な部分が、貸借対照表(バランスシート)所謂BSというやつですが、財産や借金の状況を示し、資産と負債、純資産で構成されていますが、資産をどの様な資金で得たのかがわかりますし、いざという時の蓄え(企業の体力)も見えますよね。

 

なかでも記事の中にもあるように、自己資本比率は年々向上していけるようにしていっております。当社はもともとは低かったのですが良くなってきております。

 

学生時代は通信簿というものがあり、頑張った頑張ってない、努力したしてないが先生によって評価されていましたが、社会人となった今では、決算書でその評価をすることができます。

 

学生のころ勉強しなかった分、少しでも今勉強できる事は自ら望んでしておこうと思っております。