その基準でいいんですか?
今朝は、4時半に起きて八幡浜であった朝の会に参加してきました。
4年前に講演でお世話になった、ウインローダーの高島民雄さんの講演があったからです!
その方は、東京で当社と同じような業種の会社を経営されていた方です。
その方が、4年前に当社の松山支店にお越しくださったときに、
色々とご指摘を頂いた事をいまだに覚えており、大切にしています。
どの様な指摘があったかというと。
①床のクッションフロアがめくれあがっていた。
稲見さん、この会社ではこれで良いんですか?
②お通しした会議室の椅子が古くてみすぼらしかった。
稲見さん、うちの会社ではこの椅子は廃棄物です。
決算書も見ていただきましたが。
③売り上げに対しての減価償却費率が低かった。
稲見さん、この売り上げに対してこの減価償却費だとすると、だいぶ古い車が多い様ですね。
④年々変動の無い数千万の有価証券株式があった。
稲見さん、この株式は何か御社の事業の役に立っているんですか?
大切なお客様の株で、お仕事を頂いたり、何かしらの役に。。
などなど。
そして高島さんは続けてこう言われました。
稲見さんねぇ。
これが稲見さんのところの会社の基準なんですよ。
めくれあがったフロア。
みすぼらしい椅子。
社員さんが喜ぶ新しい車より目先の利益。
昔からいい加減にあった有価証券。
などなど。
それまでの、そのままの基準で見ると、別に悪くはない。
だけど、少し基準をあげるとまったくもってダメ。
これが稲見さんのところの基準なんですよ。
基準を上げよう!
そう思って4年間色々変えてきました。
まだまだですが!
基準。
きじゅん。
kijun.
今朝も素晴らしいお話で、
71歳の高島さんから沢山のエネルギーを頂きました!